赤脚小子をみた
赤脚小子をみた。ネットフリックスにまたはいったので。
トーさんの映画で、ショーブラザーズでした。
脚本は相撲取りみたいなよく名前に私が見えるお馴染みのお方(ええ加減覚えてもいいぐらい私はお世話になっている)えっと・・・やうないほいさん。漢字、游乃海。
游乃海 - 维基百科,自由的百科全书 をみてもさ・・・好きなの多い。
三人行までばっちりおせわになってきているなあ。
オープニングのタイトルが流れてきた時すでに彼の名前が出てきたので、安心安心これ安心見るの。
っておもってしまったのだが、終わりはなんとも切ないおわりでございました。
いまもドーンとショックを受けている。
日本語のタイトルは、裸足のクンフーファイター。
赤脚は素足、はだしって意味らしいなので、なるほどでして、この日本語タイトルにはいちゃもんつけなくてもかな?小子は、もしかしたら主人公が若輩者やと表してるんかな?言葉を知りたいね。
いつも姑みたいにちくいちみてしまうのだった。
タイトルって作り手の思いがこもってるのかと思うので一応いつも気にして見る。
中華文化圏の人に見たよ!って話したりする時、邦題だとわかんないのもったえないので、タイトルはいつもチェックしてしまう。
将来の夢は、映画についてその文化圏の人とコミュニケーションをとったりしてみたい。どう思うか知りたいねん、うふふ。
主人公は、純粋で、天真爛漫な人ってことで、天真爛漫はいいことだけど、学がない純粋で天真爛漫な人は幸せなのか?
というようなことを考えさせてくれるような。
残った女の子たちただけが、ただたくましく生きていて、お金とかそういうことに流されず生きている感じがして・・・
おりしも、わたくしプライベートでは、来年度から小学生は教育のあり方を変えることになっていて、クラブ活動がうちの学校は消え去りました(学習時間を確保するため。時間が足りなかった。)
これは答えがないのです。
教育は財産。大事な叡智。それぞれの行き方を問われます・・・
主人公について、ヒロインのおとうちゃんが、染物屋さんで働いてるというと、「将来のない仕事だ」カンフーが得意よというと「なおさら将来はない用心棒がせいぜいだ」
っていうんですよね。
染物なんてケミストリーやんか!すごいやんか。化学者同等それ以上。
クンフーもできるのすごいねんけど!
ジャッキーチェンも、昔、じぶんは字が書けなかったなあっって悔いてるのですよね。(永遠の少年を読んだ時、しらなかったなあっておもった)
バランスだなあ人生。ほんとうに。勉強は大事だ。
ヒロインも主人公に、名前をかけるようになろうという。
主人公は字が読めないばかりに、誤った選択をしてしまったり、大変だ。
これはうちの子に重なって辛いシーンだった。賢くないと不幸になってしまうのだ。
賢い人こそ、自分より優れていない人も尊厳を持って接する高貴さをもつ世の中だと私は嬉しいな。
強く生きるために賢くなくてはいけない。体も強くなくてはいけない。子供達のために色々考えて決まったこと。きっと何か大事な理由があるのだろうけど、よくわからないまんま 決まったと進んでいく気がして・・・
親もかしこならなわからないねえ。意図とか知らないだけだと思うねん。賢くなるってだいじね。ほんと。なにがどうかわるかわかってないという・・・
主人公はおめでたいところがあるので、悪い人たちが、なんでもくれるし。
とそちら側にいきます。他意もなく思慮もなく。そこがポイント。思慮がない!
そのせいで、結果大事な人たちが死んでいくのです。
そしてその背後にはいつもお金があるのですね。お金が理由で死んでいくのです。
だいぶまえに そんなに 金か?? とは気が付いているのだけど、結局それに巻き込まれていくのです。
心はどこにいったのかと。
もしくは、心は取り戻したけど、命はなくなってるとか、つらい。
心と命はセットで!これは人の健康だ。
さて、ヒロイン。おお!JoJoじゃない!天若無情のJoJoちゃん役のおねえさんでした。やっぱりかわいいな。この役もあたり。天若無情の床ふきふき女子もあたりだけど、寺子屋みたいなところで先生やってる役ってのもあたり。
JoJoと最初男装して街を散歩してた姉妹の片方、そこしかでてこなかったのがきになりました。お父さんに不幸があった時も出てこなかったの不自然じゃない?
いろんな服装風俗が面白いです。のぞき窓みたいなので春画みたいなのを見る装置とか、木の装飾が可愛かった。
古装片の服装はすてきですね。どの人も素敵な服装です。不幸があった時の服も美しい。
染物屋さんということで機織りしてる風景もいいです。
建物のセットもいいです。
主人公のアーロンさん。いいですね、若くてとても動けてて。おはだつやつやで、とても見目麗しい。
はだし。が靴を履くとどうなるのか。どんな靴を履くのか。
身分を表すこと、器を表すことを、象徴的に靴が扱われています。
裸足だった主人公が、親の死後、頼ってたずねたディロンさんにゆずられた、大きな靴。そのぐらい ディロンさんは大きな存在。まだまだ主人公は若輩者。ということのかなとおもいます。
悪い人たちのえらいさんにいい靴をプレゼントされます。綺麗な靴でした。古い靴を捨ててしまう。
さいごに靴を履こうとしてもはけなかった。でも足袋をはいている。
とか、やっぱりエモーショナルに見せるのがうまいなあ。
靴を直すことで男女のつながりを見せるのは、後々アーロンさんも出ている、柔道龍虎房でトーさんがしゃべっていたのだけど、今回はそれは意識したのかな??
主人公の脱げた靴をヒロインが布で詰めてあげるシーンがありました。
今回の美味しいは、ヒロインが作ったちまき。毎回美味しそう。わたしたべたいな。幸せなものにみえます。
小さなスナックたち(饅頭とか、何だろうアーロンさんがいつも食べてる丸いパンみたいなの)
それとディロンさんが行きつけのふぁんやっふぇいのお店の様子。
やっぱりトーさんの映画には特色のある食べ物があると和みます。
(三人行なんてハンバーガーを買ってきてルイスさんが今食わねーそれどこじゃねーと、キレてるのか、盧海鵬さんが汚く食い散らかしてるのか。が思い出だけどあれそもそも、手術のシーンとかもあるし食べるシーンいらんわね)
あとはお金。お金いろんな形のが出てきたなあ。
武術大会での賭け事のシーンも、この映画の見もの場面でしょうか。
マギーチャンさんのしっとりしたおかみさんも素敵でした。
マギーさんとディロンさんの恋も見せてくれる場面です。
彼女はお金ではなく心は自分をしっかり持ってる人。トーさんの映画ででてくる女の人は、なんだ?って人が多いのだが、彼女は好感度がある人でしょう。ただ、つぎつぎと不幸な目にあうなとおもいましたが。
そして長官!!!おー。もしかしてこのお顔は??確認したらやっぱりそう!トーさん映画でわたしがキレキレキャラの思い出が強い、張兆輝さん!
わ、わかい。そしてウィキペディアのこの説明分かりやすい。役柄は正義感極強。そうそう。
だから融通が利かんねんこれが。
そして、でぃろんさんは、ふぁんやっふぇいさんに毒をもられるのだね。ん?この顔は・・・やっぱりふぁんやっふぇいだ!たぶん。
おわってから、名前があるのかエンドロールで確認。そやそや。
みなさんお若くてねえ。
そうか93年の作品だからか・・・
ディロンさんは、わたしはね、好きですよ。若い時のあの見目麗しい感じはほんとげすく好みです。そしておじさんになってからの憂いのある演技も好物ですよ。ディロンさんのうまみである、たちまわり。みせてくれとりました。
そして全てカッコよく撮らない感じなのがトーさん。だってあの場面で、あの大事な場面で、アーロンさんの顔はキスマークだらけ。
人間のおかしいとこおろかなこととシリアスなことをちゃんぽんしてるのが、トーさんのわたしのすきなところです。
こんな時に、こんな自分でお別れか。という。
普通語の分だけど貼ろう。武器なども面白い形のものがいっぱいです。
ちょっとオーバー。ディロンさんの毒盛られたてと果てるとこ。
その他の役者さんも、あれ?これでみたひとやなあ。とか気がつく感じぐらいになってきたので、見慣れてきた香港映画。
もうわたしはこれしかみいないと、ネットフリックスでもこのようにオススメ枠ができている。
監視されてる。と、友達。うふふ。ほんまやー
高海抜の恋とか仕入れていただきたいわ。(とーさん高そうね)