Electionその1その2 トーさん。
そういえば、黒社会 黒社会 以和為貴 をみていて、銃じゃあない。
とおもって、持ってる刃物とかすごくきになった。でっかくて・・・
しかし刃物ってどうかいていいかわからない・・・ざっくり、Johnnie to talks election とかで検索をかけてみた。インタビューとかで、映画について話してないかなあと、おもった。
けどわからなかった。
でもこんなのがひっかかった。
ああ、過去に、election3っていう案があるのか・・・これから世の中がどうなっていくかをみて、それによっては表したくなるだろうなあ。
いつでも進行中の構想かもしれないね。
2の中で、昔のやり方をかえて、竜頭棍はもうずっとかくすようにとか(世襲制をやめる)、こちらの監視下で、ずっとあなたのうちにはもうけてもらって(のような空気に私は思える) とか言われてる。みんな龍の末裔なのにね・・・
その後の香港のある姿をみて、3も出てくるかもしれない。出てこないかもしれない。トーさんというのは、今の空気を思って作品を見せてくれてるようなところがあるから・・・
このインタビューまとめ???のなかで、かいてあっておもしろかったのは。。。
2. To has also disclosed that there are only five films that he has really put in a lot of effort into making, and they are The Mission, Exiled, Life Without Principle, Sparrow and PTU.
ということでした。
PTUはいってる!といってもインタビューはきっと、過去のもの。いまはどうおもってるのかしらねえ。。。
たまたまなのですが今日の時点でこの5つは見ることができていて、全部夢中にさせてくれました。
どれもすごく私にはたまらない映画だとおもわれまする。
結局 刃物についてはよくわからかったまんまでした。
黒社会はサイトがございました。
サイトのイントロダクションがとても勉強になった。
election2はだいぶんショックなシーンがあったのですが、ここまでやるようなキャラのお兄さんにはelection1のとき見えてなかったです。
学校で経済とか学んでるお兄さん。クレバーな極道。というイメージだったので。
自分の幸せのためにいろんなことを忖度していきすぎた最後の最後に、ただ自分は手のひらを転がされていることにやり場のない思いが溢れるシーン。印象的です。
あの最後のために、あれぐらい誰もが共感しない、ひどいシーンが必要だった気はします。
謝謝合作って言われて・・・ああ。というやるせなさと、でも時代の流れなりに自分をやるのだとおもう。どんな人も。
個人的にはマニーマニーいうてるお兄さんが安らぎでした・・・かっこよかったし、アクション。いてくれてよかった。つうても彼も残酷シーンいたな(-。-;
election1のラマンのお兄さんがすごく印象的。
尊大で直情的な人。狂犬みたいな人。顔見たことがある・・・だれだっけかだれだっけか・・・と誰だか見たら、あ、ラマンのお兄さん!
いい役者さんなのだね・・・
最近フレディマーキュリーになってたのも、見た感じがさまになっておられる。職人ですね。
election1で、なんだか、公正な雰囲気だった、サイモンさんの役。でも最後の最後に異常性がはっきりしました。
そんななかなんとものほほんとした音楽がかかっていて終わったのが衝撃的でした。
あれ、わざとなのかな。いい音楽だったわ。
あの公正な物言いで自分の思うようにもっていくかんじは、笑傲江湖の岳不群的な気持ち悪さ。陰謀を、正論ぶって進めていく。人を縛って、自由にしない。
サイモンさんの役とラマンお兄さんの役のおふたりで、夜の風景を階下にながめながら、チムさいこう!ってシーンがあるのだけど、もともとサイモンさんの役の人が、ジョーダンらへん、ラマンのお兄さんがチムらへんを仕切ってたみたいな設定だった。それぞれをどないかなと視覚にしてみた。
グーグルマップありがとう。
これがサイモンさんのエリア
これがラマン兄さんのエリア。
しのぎが全然違うわね。きっと。
いろいろと紆余曲折あり、選挙ありきなので全部をまとめての頭になった、サイモンさんの役の人。
そりゃラマン兄さんの役の人だって「ふたりが頭に慣習を変えないかい?」ともいいたくなるだろう。
釣りしながらその思いを言ってるとき、そんな恨みがましくとか陰謀とかいうかんじじゃなくて、ストレートに自分の気持ちをぶつけてた。
狂犬みたいな人だけど、そいや裏表ない感じだなあ。って思ってみてたら、余計サイモンさんの役の人のおかしさが際立つシーンとつながったので、ああ岳不群みたいなひとなんだなあ。
って、納得できた。
ラマンお兄さんともうおひとかたの、家輝さん レンゲを食べていたのが笑えた。ほんとにたべたのだろうか???
個人的には 秘曲 笑傲江湖の桃谷6仙(もう5人になってたかな・・・記憶があいまい)が酒杯を食べてしまうところとか思い出してしまった。
レンゲは湯匙っていうのか。なんでレンゲって言うようになってるのかしら
散り蓮華から来てますってのを読んだけど、それは、日本でそうなったのか、それとも日常的に使ってる人たちが、ああまるで蓮華のお花の花びらのようだねとなったのかがよくわからなかった。
トーさんの映画は、絵や構図もいいのだけど、それぞれの俳優さんんお仕事もいい感じで、内容も色々と思索にふけれたり、香港を取り巻くことだったりの、いろんなうけとめができて、私には自由度がたくさんの監督さんです。
事実や歴史がらというのは、イマジネーションがたくさん生まれます。ファンタジーもね。
そして、終始かっこいいトーさんの映画、しかし、どこかおかしい。そこが中毒です。
もういっかいみようとなったりするのもおおいのです。
election2はもういっかいみないかもしれないケド(・・;)ほんと、ショックなシーンをもう一度見るのは今は避けたい(-。-;
銃の描写より刃物は堪える。肉弾戦より刃物は堪える。なんでだろう。自分の心理に気がついた。