sosonson

ID/ASDっ子 母が何を考えたか健忘録 思索は変わっていきます。書いて、考えたい。書くことが発散。もやもやをつきはなしていきたい。

ジョニー・トー監督 濟公/審死官

Netflixの中から、相変わらず周星馳作品をぼちぼちみています。

 

ずっと香港行きたいのだ。

去年山竹台風が来る頃から余計に色々思い出して・・・ずっと行きたいのにさらに拍車と熱意がかかっています。

 

なんでかわからないけど、香港の文化がとってもきになっちゃうのですね。

そんななか、短い時間で笑えるものが多いので、息子くんが学校に行ってる間に周星馳作品を見て結構なリフレッシュになっております。

 

最近はある日に濟公をみて、今朝は審死官をみました。

両方とも監督さんはジョニー・トー(杜琪峰)

両方ともアニタムイがでてます。観音様なアニタムイと、強い奥さんのアニタムイ。

両方とも動作導演はチン・シウトン(程小東)ワイヤーアクションたくさんみた気がします。濟公では最初の方に太いワイヤー見えたきがする。

 

 

濟公(1148-1209)は、南宋の時代の破天荒(って表現してみます)なお坊さんらしいです。

伝承のいろんなエピソードもしりたいなとおもいました。

西湖佳話、濟公伝、酔菩提、三侠五義。なんかたくさんある。

濟公は臨済宗のお坊さんらしいのだけど、道教でも信仰され祀られているそうです。いまでも。
だいたい服はだらしなく、帽子をかぶって敗れた扇をもってるらしいです。

映画のおはなしだと、天に使える天使(降龍羅漢)が、地上で乞食と娼婦と極悪人を改心させるのだけど、濟公に生まれ変わるみたいです。お父さんの(伏虎羅漢)がついてくるのだけど、いろいろとゴタゴタがあり、お父さんは知恵遅れ(的な感じ)の子として生まれ変わってしまう。

地上で、生まれた家のお父さんが、どんな子でも見る体制でいたのがとてもわたしには感慨深かった。

ほんとに親ってそんなものだから。勘違いで喜んだり、本当の成長で涙したりそんなものだから。私はとても知っているそれを。

 

降龍羅漢と伏虎羅漢は中国の18羅漢のうちのふたり??降龍羅漢は嘎沙鸦巴尊者 Kasyapa 迦叶尊者、伏虎羅漢は纳答密答喇尊者 Maitreya 弥勒尊者って、我々の文化だと誰になるのかしら。

言い伝えだと親子ではないかもしれないけど、お話の中だと親子のようです。。。

 

降龍尊者は、ほかのかみさんから非難轟々。

なんというのか、古典の物語を知ってると笑えるシーンが多そうです。そういうのが実に羨ましい。中華文化圏のいろんな年齢の人たちがシアターで笑えるようになってるのはいいね。

梁山泊と祝英台は結ばれるべきだ死ぬことない。とか。

地上に話が移った後の、土地の神様とか、お堂とかの意味とか、そういうのがみれるのは、私にはおもしろい。

 

娼婦役のマギーチャンがなんかお化粧映えしてかわいいです。

アンソニーウォンはボロボロの格好して乞食の役でした。

 

人の定められた運命が絶対のような話がでてきます。

先週チャイニーズオデッセイ1、2を見たときもそこがすっと受け入れられる諦めの世界がなぜあるんだろう。と思ったのだけど、そこが前提にあるから、はみ出し者に対しての切り捨てがあるような・・・

(でも結局運命をうけいれるようなかんじがチャイニーズオデッセイにはあったのだけどね)

の一方、慈悲深くあること。というのもでてきます。

 

ところどころがドタバタギャグなのだけど、最後の、主人公が観音様に認められて昇格するシーンのね、なんかミスなんたらが王冠もらって杖もらって(ガウンあったっけな映画で)祝福のハグとかキスとかされてほかの人が妬んでるんだが、ちょっと笑って祝福してるシーン。謎シーンが誰が笑ってんだ?とおもってみました。

なんか真剣に演技してるからね。そこがおもしろい。俳優さんたちのコント力というか。

 

コント力があるのが香港の笑う映画なのかもね!!!

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

審死官は弁護士(状師)さんの宋世傑。宋世傑は、フィクションの人物で、大衆の楽しむ劇とかにも出てくるようなようなかんじのようです。

1992年の香港の映画の年間の一番人気だったみたいです。

このサイトはすごいなあ。。。

リンクフリーとのことで貼らしてもらってしまいました。とても緻密で、データ的に優れているサイトだと思います。

1992年、2位から5位も周星馳なんだ!!!

 

ラストの裁判での、やりとりをみていたら、ほんと吸い込まれるように惹きつけられてみました。おもしろくって。

途中途中も笑ったり、アニタムイ扮する奥さんの超絶空中なんていうのかな武術に、ほうとさせられます。セットもいいかんじ。

大衆のための映画というかんじで、いいです。いろんな年の人たちが楽しく見れる感じがする。。。審死官は・・・

悪い人たちの演技も、ようある悪役っぽくいけずなかんじでいいんです。

 

扇子をくれた偉い人、(頭が硬いから、品行方正ではあるが、硬いので)いいやつというより悪いやつ。でも使えるよ(相手がズブズブのワルだから。)ってなるシーンもすごいすきだった。

一方のきちんとお役所仕事はそれはそれで臨機応変とは程遠いに対する揶揄と、もう一方の、お金に巻かれてしまうお役人の賄賂で動くことに対しての揶揄。どっちもどっちだよってかんじがして、いいメタファーに感じました。

 

 

拝跪を免除するって字幕が出てきて何か調べてしまった。
(はいき:ひざまづいて拝むこと)

 

審死官おもしろいとおもいます。ほんと。 

 

 

両方の映画とも伝承にくわしければ、より深く見れる話です。

香港の映画資料館では上映とかもしてるんだねたんびたんび。もうこれは財産。たくさんの映画がほんとうに、この文化背景とかでしか生まれない財産だとおもう。

最近も12月に上映してたんだね。5月だったよよくみたら(・・;)ふふ。

 

でもうらやまし。いつだってこういう文化に触れれて、言葉も理解できて。。。

広東語は圧倒的に話す言語ってかんじがしてすきです。書くの時間かかる言葉な気がするのにな。すごいおもしろい。

 

両方の映画とも、よく見る顔ぶれがたくさんなのですが、審死官の黄一飛とってもおもしろい。

いい仕事してるなあ。

 

あとたぶんエディ・コーさん(高雄さん)動きが妙にすごい。

ザミッション非情の掟(ジョニー・トー監督の映画、近所に住むお友達が大好きな映画らしいので見てみたいのだけど見つからないのですねーほんと。。。)のブンさん役の人。かっこいい。表情とか。きになりました。

 

エディ・コーがわたしのなかでキラキラした映画でしたね・・・ほほほ