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ID/ASDっ子 母が何を考えたか健忘録 思索は変わっていきます。書いて、考えたい。書くことが発散。もやもやをつきはなしていきたい。

食神

食神がみたくてみたくて、おためしにHuluを年末にしたけどなかったし・・・Netflixも今試してて、なかったのだけど、破壊之王があったのをみました。李力持さんが監督。

 

周星馳、李力持のおしごと・・・
おお、やっぱり食神が見たい気持ちが高まり、見つけて見てしまいました。

 

クレジットは李力持/周星馳が監督。96年。 

 

主人公はまあひどい人間で、ごうつくばりなかんじで、自分以外の人への尊厳が自分の正義の中ではない人、お客さんにもない人なので、そこに目をつけて失脚させようとしてる人たちの策略に見事はまってしまいます。

世の中誰でも常にそんな感じだね。

「店内はわざと窮屈にして客に長居させるな、ストローは太く、氷は大きく、客にお代わりさせろ」

いけ好かない主人公を借りての多方面において、この世の揶揄をかんじちゃう。

そしてそういうところは、誰かに狙われるのだ。それも同じムジナにねらわれるのだ。

 

なんし、いけ好かないキャラ炸裂。まあすごい他人に対して、酷いひとやねんほんまに。野心家ぶりがすごい。

凋落していってもまだ酷いまんまやねん。

 

おかしいのが、すっごい沢山のチェーン店を持っていて、自ら食神と豪語してる、外食産業の時代の寵児的設定だとおもうのに、青空オフィスなのです。ビルの屋上でしごとしてんかな。屋上にテント張ってて。リッポーセンターのへんらしいのです。
なんか、立場を乗っ取った人も、同じようなオフィスでわらってしまうんだけど。

でも落ちぶれたら、廟街の屋台なのです。

 

いちいち飛んで現れるのとかおもしろい。ちょっとスローモーションで。

 

それとなんかしらないけどCMのパロディみたいなのちょちょいはいってくるのとか、現地の人はわかって笑ってるんだろうな。

 

たまたまCMみてて見つけた。これこれこれ。これあった!!!


 

揉め事から、シャコ肉団子ができるのだけど、そのくだりで、相手を罵ったフレーズを誰が言ったことか突き止めるために、一人ひとりその言葉を復唱させるシーンも面白かった。その中でみんなが何言ってるかわからない人がいて(言葉わからなくても仲間なんかい。)それが閩語(日本語だとびんごと読むのかな)で福建の言葉で喋ってるシーンがあって面白かった。いろんな文化圏の人のるつぼではあるのだなとおもって。

 

 

日本語の訳が爆発小便団子 だったのだけど、粵語のやつをさがしてみたら、爆漿瀬尿牛丸 だったのです。瀬尿はシャコのこと。

でも尿って字はやっぱりおしっこのことと関係あるのかな?

但是、瀬尿牛丸 是 怎麼尿的? と聞くシーンがあったのだ。そのとき名前の由来は?って訳が字幕だった。

中が空洞ですっごい跳ねるから食べるだけでなく、遊ぶこともできるのが売りってなんや^^;それを、エアスニーカーの原理だよっていうてエアジョーダンが映る。

食べ物でピンポンして遊ぶ(こらこら)

シャコを加工したものがスープになって中に入っている肉団子。小龍包みたいなかんじの調理法。

本来ありえない食べ方なんかもしれないね。瀬尿牛丸ってありえないよという。だから小便って訳なのかもね。

この超ジューシーなシャコ肉団子を開発して、それはいける!となったときの、野心家ぶり。おみせを2を4にして4を8にして、株式でどうやらして(成り上がっていく将来設計を披露)といっひっひっひと話している時の、ヒロインと下町のおじさんが、唖然とした後、下町のおっちゃんが、突然同じように笑い出し、あんたいみわかるのか?とヒロインに突っ込まれたら、なんとなく楽しそうだからっていうところもすきだ。 

 

マスコミを利用してやらせでなりあがり、利用されやらせに潰され、マスコミをやらせてまた成り上がる。

銀行にも対抗相手が手を回して、騙されそうになり、店舗としては二等地ばかりつかまされてるのに、工場としてつかって、目論見を阻止。

 

さしていい体でもないのにずっと半身裸の人なんで?

 

ヒロインと抱き合うシーンがなんでか、男子トイレ^^;

 

女性とか、ゲイやおかまさん眉をしかめたくなるようなネタがちょいちょいあるので、今のポリティカルコレクトネスが求められる時代においてだと、あかんやつ。になるのだろうか・・・私自身はそういうものにまもられていつつ、そういうものに息が詰まる。これが本音。

 

ヒロインのカレンモクさん、すっごい三枚目になっている。ブスになっている。カレンさんがほっぺにぶちゅーーーー(チュじゃなくて、ぶっちゅう!!!な感じなのです。三枚目が過ぎる)とした後すっごいふいてたり(すっごい嫌そうに何回も何回も洗うの)は、ブスな私は我が身に容易におきかえれるから凹むけど、でもこれはほんとに現実なんで、冷静にあるこっちゃでとおもって。だってそんなものやろー。うそはつけん。

 

 

カレンモクさんはめっちゃ美脚。めっちゃ美脚やなと思ったら、すっごい保険をかけたことがあるとニュースがあった。へー


 

よくしてもらって、助けてもらって、好いてもらっても、逃げる。自分のために大変な目にあったといって同情はしても、だからって好きにはならない。
命をかけてもらっても。。。「ファンにいちいち構っていたら体が持たない。」「人の縁は運命だ」といってのける。

本音だね。

相手はそれでも愛しているのだ。だから、ただ助ける。それでいいのじゃないだろうか。見返りがなくても。

 

少林寺をちょっと揶揄してるのも面白かった。
最初少林寺の太子様に、助けられたのかもしれんが、あれは相手が相手なら襲われてるだね。そういうことがある場所っていう揶揄なのかもね。どこでも小僧さんが和尚さんに狙われたりとかのおはなしのこっているでしょう。いろんな宗教にて。

 

理不尽に偉い人を怒らせて辛い目にあう、抑圧される。そんな場所のパロディ。

逃げるたんびに現れる少林寺十八銅人たち。ぽこられて血だらけ。でもポコられるたんびに心が洗われていったのか^^;

十八銅人、逃げた時以外でも、ずっとキラキラに塗られてるのもおかしい。一緒にポーカーしてるシーンも全身金色やねん。おかしいわ。。。

 

太子様はほんと、終始、うさんくさくゲス坊主なかんじです。これもまあ揶揄だしょうな。宗教の揶揄というか・・・ただめっちゃ強いね。

 

そして食神の戦いの場、おもしろいのは、審査員のミスナンシー!

周星馳の所作だいたいかっこいい。チャーシュー丼を作ってる時の様子がめっちゃかっこいい。ナンシーさんが「あれは少林寺奥義、火雲掌」とかいってる。最後の2分がめっちゃ長い。2分超えてる(^_^;)

 

ほんと、ミスナンシーの役の人がおかしくて。金縁めがね、踊り、キレキレキャラな演技。「好!」の声の出方。ええなあ。ちゃーしゅーあー!!!も。

でも自分のしがらみに省みる様子。回想が1分もないようなシーンだけどドラマ1話見たぐらい盛りだくさん。一個物語挟まってるやん。なにこれ。すごいことやで。

 

料理の鉄人の戦いで、結局、審査員のミスナンシーはじぶんのしがらみなどで、対戦相手の勝利とする。

 

 

 

主人公が、

根本就没有 食神

或者人人都是 食神

爸老媽 大哥小妹 凱子馬子 只要用心

人人都可以是 食神

と、つぶやくところがちょっとホッとさせられるところでした。

そこまでの人となり、むちゃくちゃやったけどな。

 

 

NGシーンがええですね。

日本のヒット曲の初恋のカバーが流れてた。

破壊之王は、中村雅俊が歌ってた歌のカバーだった。なんだろかね。時代がそんなだったんだね。